マンガアプリの更新日をわかりやすく。ちょっとした工夫をご紹介。
昨年くらいから、マンガアプリを本格的に利用している。
マンガの電子化はどんどん進んでいて、新旧コミックの「1話単位の無料配信」、「週刊誌の定期購読」など、様々なマンガをアプリで購読できる。
ただ、このマンガアプリ、数が増えるほど困ったことが発生する。
読んでるマンガが、どのアプリで何曜日に更新されるかわからない…!
もちろん、アプリの通知機能をONにするという手もあるのだが、いかんせん関係ない通知でバッチがついてしまう。
通知をONにすると、読んでいるマンガの更新通知だけでなく、キャンペーンや興味のないマンガの配信開始の通知まで来てしまうので、汚部屋ならぬ汚iPhone(おいふぉん)製造機になりかねない。
僕も最初は通知ONの設定で運用していたのだが、毎日のように割とどうでもいい通知でバッチがつくアプリ(マンガUPだったかな)もあって辟易していた。
そこで編み出したのが、この記事でご紹介する「通知をOFFにして、曜日確認用のアイコンをつくる」という方法だ。
- まずは通知をOFFにする(設定アプリ>通知)
- 曜日確認用のアイコンをつくる
- Safariの「ホーム画面に追加」でアイコンを追加する
- この方法をしばらく運用してみた感想
- 【追記】やる気ver.のアイコン素材を配布!
- 【最後に】僕が使っているマンガアプリ
まずは通知をOFFにする(設定アプリ>通知)
設定アプリを開いて「通知」をタップすると、インストール済みのアプリ一覧から「通知スタイル」を設定することができる。
僕の設定は以下のような形だ。
- 通知(そのものの)許可 :必要なアプリだけON (OFFの場合、2~4はナシ)
- 通知(スタイル) :ON (ふとしたときに目に入るくらいはOK)
- サウンド(&バイブ) :うるさいのでOFF
- バッジ :どうでもいい通知を防ぐためにOFF
正直「2. 通知(スタイル)」さえ不要ならば、すべてのマンガアプリで「1. 通知(そのものの)許可」をOFFにできるのだが、アプリによっては自分が気になっているマンガの配信開始通知が来たりするので、対象を絞ってONにしている。
ちなみに、マンガアプリに限らず、全アプリでこの手の通知の取捨選択を行なえば、iPhoneの見た目もすっきりして、無駄なアプリ起動の時間もなくなると思う。
曜日確認用のアイコンをつくる
左側が誰でもつくれる「お手軽ver.」で、右側がデザインスキルがある方が自作した「やる気ver.」だ。
「やる気ver.」は、正方形のアイコン画像をPhotoshopなりで作成する必要があるので、今回は「お手軽ver.」の作り方を説明していく。
「お手軽ver.」では、iPhoneのスクリーンショット機能と写真アプリのトリミング機能が使えれば、アイコンのデザインがつくれる。
STEP.1
テキスト入力が可能なWEBサイト/アプリで曜日を入力
※図の例では「Google 翻訳」を使用STEP.2
最大まで拡大してスクリーンショットを撮影STEP.3
カメラロールに移動し、右上の「編集」をタップSTEP.4
下部メニューのトリミングアイコンをタップ
→ 右上の縦横比選択のアイコンをタップ
→ 下部の「スクエア」を選択し、好きな大きさに調整
→ 右下のチェックアイコン(✓)をタップして完了
これで、曜日確認用の正方形アイコン画像が作成できる。
STEP.1のテキスト入力はメモアプリでも何でもOK。
左側の間隔が確保できるように、いくつかスペースを打ち込んでおくとよい。
もしあなたにデザインスキルがあるなら「やる気ver.」のように、元となるアプリにデザインを似せた曜日確認用のアイコン画像を作成してもよい(僕は750px*750pxくらいで作成した)。
Safariの「ホーム画面に追加」でアイコンを追加する
メインの作業は『適当なWEBサイトを選んで「ホーム画面に追加」でアイコンをつくる』という内容になる。
ただ、通常通りにこの作業を行なうと、WEBサイト側が設定しているデザインのアイコンが生成されてしまう。
通常の「ホーム画面に追加」の挙動
STEP.1
任意のWEBサイトを開き、
下部メニューの共有ボタン(四角&矢印のマーク)をタップSTEP.2
「ホーム画面に追加」を選択STEP.3
右上の「追加」を選択
※青枠部分でアイコンの名前を変更することも可能STEP.4
ホーム画面にアイコン(WEBサイトへのブックマーク)が追加される
GoogleのTOPページを使用した図の例では、Google側で設定されたアルファベットの「G」のアイコンが生成されている。
ちなみにSTEP.4の画像では、ほかにディズニー公式サイトと週刊少年ジャンプの公式サイトも試してみた(それぞれのロゴのアイコンになっている)。
自分で作成したアイコンをホーム画面に追加する
上述の通り、通常は自分の好きなデザインのアイコンを追加することはできないが、「キラキュー・テック」さんが以下のページで任意のアイコンを使用できるような仕組みを公開してくれている。
注意点としては、以下で紹介する作業はアイコンを追加するiPhone上のブラウザで行なう必要がある(当然といえば当然なのだが)。
STEP.1
上記ページにアクセスし、
「リンク先アドレス」の欄に好きなページのURLを入力
※上の図ではGoogleのTOPページを使用STEP.2
「ファイルを選択」ボタンをクリックし、
出てきたメニューの中から「フォトライブラリ」を選択STEP.3
(1)で作成したアイコン画像を選択し、右上の「完了」をタップSTEP.4
「ファイルを選択」ボタンの右に、選択した画像が
表示されていることを確認したら、「生成」ボタンをタップ
STEP.5
"このページを「ホーム画面に追加」してください"という
ポップアップが表示されるので、「閉じる」をタップSTEP.2
白いページに遷移したら、下部メニューの共有ボタンをタップ
→「ホーム画面に追加」をタップ ※(0)と同じ作業
STEP.3
青枠部分に好きなアイコンの名前を入力し、右上の「追加」をタップSTEP.4
ホーム画面に自分が作ったデザインのアイコンが追加される
これで、「『マガポケ』では水曜に好きなマンガが更新される」ことを示すアイコンをホーム画面に追加することができた。
あとは、これを繰り返してアイコンを追加していくだけだ。
この方法をしばらく運用してみた感想
結論から言うと、とても満足している。
「あれ…どのアプリが今日更新だっけな?」と思っても、すっとスワイプすればすぐに確認することができる。
最初は「お手軽ver.」で十分満足していたのだが、フォント好きの妻に「もう少しフォントとかもこだわったら?」と言われ、「ぐぬぬ…」とPhotoshopを駆使して元のアプリアイコンに似せた「やる気ver.」を作った。(Photoshopがなくても、PowerPointなどでも十分それっぽいアイコンは作れると思う)
見た目にそんなにこだわりがない人なら、「お手軽ver.」はかなり簡単に作れると思うので、気になった方はぜひ試してみてほしい。
(2020/4/27 21:00追記)
やる気ver.のアイコン素材配布について追記しました。
【追記】やる気ver.のアイコン素材を配布!
曜日だけ自分で追加してもらえれば完成するアイコン素材を配布することにした。
キャラクターやロゴが入っているものは配布できないので、そういったもものは省略し、それ以外の部分を目コピで作成したものだ。曜日確認用のアイコンを自作したい人の助けになればうれしい。
アイコン素材は以下のリンクからダウンロード可能。
【A】マンガBANG!用 /【B】マンガDAYS用 /【C】少年ジャンプ+用 /【D】ヤンジャン!用 /【E】LINE マンガ用 /【F】マガポケ用 /【G】マンガワン用別 /【H】マンガPark用 /【I】ピッコマ用 /【J】サンデーうぇぶり用 /【K】マンガUP!用 /【L】白背景(GANMA!・マンガMee・ゼブラック用)/【M】黄背景(マンガドア・pixivコミック用)/【N】マンガZERO用
【最後に】僕が使っているマンガアプリ
僕が使っているマンガアプリは、何度もスクリーンショットで登場している9つ(+1つ)だ。下段は順にアクセス頻度の高いもの、中段は週刊誌のアプリ、上段はアクセス頻度の低いもの、という形で配置している。
別の記事で、マンガアプリの比較や配信中のおすすめコミックの紹介をしようと考えているので、今回は簡単な紹介にとどめようと思う。
■下段
マンガワン
『週刊少年サンデー』の小学館が運営。
WEBコミック『裏サンデー』オリジナル作品は良作揃い。LINE マンガ
LINEが運営。オリジナル作品は乏しいが、
"1~3巻無料"となった各出版社の単行本を読むのに便利。マンガUP!
『月刊少年ガンガン』のスクエニが運営。
オリジナル作品のクオリティも高い(ラノベ系が多め)。
■中段
ヤンジャン!
『週刊ヤングジャンプ』の集英社が運営。
WEBコミック『となりのヤングジャンプ』作品は話題作が豊富。少年ジャンプ+
『週刊少年ジャンプ』の集英社が運営。本誌の定期購読に加え、
WEBコミックとして質の高いオリジナル作品も多数配信。マガポケ
『週刊少年マガジン』の講談社が運営。
マガジン系の雑誌の定期購読に加え、オリジナル作品も配信。
■上段
ピッコマ
『カカオトーク』のカカオジャパンが運営。
韓国発のオリジナル作品(WEBTOON)が多いのが特徴。
GANMA!
新人/若手によるオリジナル作品のみで構成されるアプリ。
最近は商業誌に見劣りしない作品が増えてきた印象。コミックDAYS
講談社が擁する6編集部の共同チームが運営するマンガアプリ。
複数誌をまとめた定期購読のほか、オリジナル作品も充実。コミックBANG!(現在1軍落ち)
Amaziaという企業が運営。マンガアプリとしては古参。
各出版社の作品を網羅したラインナップ(青年誌が多め)。
執筆予定の記事
>>「マンガアプリの比較とおすすめ作品」の記事(作成中)
>>「僕なりのiPhoneのホーム画面の整理方法」の記事(作成中)
ではでは。